【さてらいと】子育てのヒント by 静岡市発達障害者支援センターきらり

みなさん、こんにちは(^^)

「相談支援さてらいと」の薮崎です。

 

 

今回のブログは、

静岡市発達障害者支援センター「きらり」の

『子育てのヒント』という冊子を読んだ感想をご報告します。

冊子PDFデータ → https://www.shssc.jp/images/93.pdf

 

 

 

 

【薮崎が読んでみた感想】

発達や特性について分かりやすく端的にまとめられていて、

理解しやすかったです。

 

また、お子さんの「行動」に注目した日々の関わりの

大切さがわかる冊子だと思います。

 

よく「子どもをほめましょう」という事が言われると思いますが、

何をほめたらいいんだろう・・・

褒めることが見つからない・・・

と、感じてしまう保護者さんもいらっしゃるかもしれません。

 

この冊子では、

いわゆる「褒め言葉」についても紹介されているので、

日々の暮らしの参考にできます。

こうした「褒め言葉」は、お子さん自身が、

・自分は生まれてきてよかったんだ!

・いままで頑張ってきてよかった!

・ここにいてもいいんだ!

と実感できるという効果があり、

この想いを実感することがお子さんの発達には大切です。

 

 

この想いを実感できるのは、「褒め言葉」だけではありません。

承認された時や認められた時にも実感できる場合があります。

もしかしたら、「褒める」よりも簡単かもしれません。

 

 

例えば、塗り絵をしている子に対して、

「塗り絵をしているんだね」とやさしく声を掛けます。

 

これだけで、その子は「塗り絵をしていてもいいんだ」と

自分の行動が承認されたことを理解してくれる場合があります。

こうして、信頼できる他者から承認される経験を通して、

自分自身を認めていくことができます。

それが、有名な「自己肯定感」ですね。

 

ついつい「ほめなきゃ、ほめなきゃ。」と

焦ってしまうかもしれませんが、

その子の行動を、信頼できる他者が言語化するだけでも、

承認欲求が満たされる場合がありますので、

日々の生活のコツとして、ご紹介させて頂きました。

 

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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