【さてらいと】18歳に向けた準備

こんにちは!

「相談支援さてらいと」の薮崎です。

今回のテーマは「18歳に向けた準備」です。

 

 

 

 

ひとつずつ詳しくお話をします。

 

 

 

実印は、保護者さんに万が一のことがあった場合、

遺産相続等手続きの際に必要です。

万が一のことが起こってからでは慌ててしまうので、

保護者さんが代理申請できる18歳までに作っておきましょう。

 

 

 

お子さん名義の銀行口座を2つ作りましょう。

実印同様、18歳を過ぎると保護者さんの代理申請や

代理手続きができず、お子さんが直接銀行に行って、

書類に自筆で記入する必要があるため、18歳になる前に

保護者さんが代理で口座を作りましょう。

 

口座を2つ作る理由ですが、

2023年10月と11月に、利用者さんのお金を

グループホーム職員が着服してしまう事件が

立て続けに報道されました。

それぞれ福島県と佐賀県の事件ですが、

報道によると被害総額は約600万円です。

かなりの大金ですよね。

 

こうした被害に遭わないために、口座を2つ用意し、

グループホームに預ける銀行口座はお小遣い程度の入金とし、

ご家庭で管理する口座にまとまった生活費を

積み立てていく方法が安心です。

 

 

 

様々な課題があると言われるマイナンバーカードですが、

写真付きの身分証は意外と貴重です。

各種障がい者手帳をお持ちでない方にとっては、

色々なサービスを利用するために、

あると便利なカードかもしれません。

18歳を過ぎる前に、実印や銀行口座は作っておくと、

ご本人やご家族の負担の軽減につながりますので、お勧めです。

 

福祉サービスの入り口や出口は人それぞれですが、

「18歳」はひとつの基準にしやすい年齢です。

ぜひ参考にしていただければと思います!

 

 

 

 

 

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