【にこる😄】2/8(土)の活動プログラム

今年度の「くるらDAY」の締めくくりとして、南部体育館で「みんなdeにこエク」を行いました。多くの保護者様やご家族様が参加してくださいました。誠にありがとうございました。

現代は大人も子どもも身体がこわばりがちだと言われています。
身体がこわばっていると・・・
①力が入りすぎてしまい、動きがスムーズに行われにくい
②呼吸が浅くなる
③注意を向けたいところに注意が向かない

つまり、不器用さ、情緒の不安定さ(衝動性・強迫性「○○でなければ」「○○をしなければ」)、注意・集中のコントロール不全、疲れやすさとして現れます。「特性」や「困り感」でおなじみのワードばかりですね。

身体がこわばる原因は、たとえば・・・
1)感覚処理の問題(感覚過敏など)
2)本来無意識的に行われることに意識が向いている(呼吸や歩行など)
3)認知の問題(出来事に対する受け止め方など)
「みんなdeにこエク」の「第1部 ゆるめる」では、「こわばっている状態とゆるんだ状態の違いを身体で感じること」、「第2部すわる・たつ・あるく」では「無意識的な運動(呼吸や歩行など)を育てる時期の発達を身体をつかって遡ってみること」を目的としました。

当初は、曲にのせたダンスのようなものにしようと思いましたが、ご家庭で取り組んでいただくときに、曲の準備が必要だったり、振り付けを覚えなければなかったりするので、だんだん億劫になってしまうだろうと考え、いくつかの簡単な動きをご紹介する形になりました。そうすることによって、お子さまや保護者様それぞれにあったものを、気軽に、思い立ったときに取り組んでいただけるのではないかと思います。また、動きの原理原則をつかむことで、1人ひとりの状況や状態に合わせて応用していただけるでしょう。

お子さまだけでなく、ご家族様も一緒にゆるむことが大切です。たとえば、目の前の人が緊張していると何故か自分も緊張してきてしまうことがありますよね。身体のこわばりも同様に、うつってしまうようです。

プログラムを通して、参加してくださった皆様の表情がゆるんでいくのが、見ていて嬉しかったです。表情や空気感は正直ですからね。感覚的なことですが、身体の力が抜けて行く様子や、脳のモヤモヤが薄くなっていく様子が見てとれたような気がします。

にこるでは、「はじめの会」でも「みんなdeにこエク」を取り入れています。引き続きご家庭でも取り組んでいってくれたら、もっともっと嬉しいです。当日、参加できなかった方で「にこエク」について知りたいよという方、当日参加したけれどももっと詳しく知りたいよという方は、にこる鈴木までご連絡ください。

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